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「やりたくないこと」はたくさんあって、でも「やりたいこと」を聞かれると別にないよなという気がします。來來をはじめたきっかけをくれた主宰ももういないし、明確な旗みたいなものも当初はあったのかもしれないけど。
ただ、「誰かと面白いものがみれたらいいな」という気持ちだけはずっと残っている気がします。

003便までの本公演とサブ企画、すべてに出演してきた身ではありますが、「レ-ガデラ」に出演する自分だけはどうしても想像できませんでした。
いろいろと言い訳をつけて、いのまちに出演できない/したくない/しないほうがいいと言いました。

自分が立てないと感じた板の上に誰かを立たせるということには若干の後ろめたさがありましたが、価値のある空間ができてきていることにはありがたさを感じます。

ただ、こんな後ろめたさとかありがたさは、作品にも座組にももちろん観客にも一切関係ないので、純粋に作品が育つのを待ちながら、待っているだけではだめなので、できるだけ水と肥料と陽の光を注げるように(実際には小さな鉢だけを提供して息苦しくさせていないか不安ですが)いられたらいいなと。おもったり、おもわなかったり。
わたしがどうおもおうと、それも座組にも観客にも直接影響を齎さないわけですが。

たいていのことは何にも影響しないということを心に留めておきたいとおもいながら、では一体わたしたちは何に動かされて過ごしているのでしょう。

稽古は着々と進んでいる、ような気がします。
側からみれば。

役者たちはどう感じているでしょうか。
序盤はおだやかな稽古場だとおもっていたし、いまでもスタッフ陣はそう形容するわけですが、本当にそうなのかななんて。
彼らが言う「おだやか」がわたしの捉えるものと同じなのかなとか。

あ、めんどくさい文系って言われそう。

今日の稽古は演出不在。
野間くんと美雨ちゃんのみ。
天気で言えば晴れと晴天の二人です。
美雨って名前ですが、晴天です。

そこに尾松もあとから合流。
やはり彼女の役回りの難しさを再確認しました。
尾松の役は、企画段階ではわたしに割り振られる予定だったのですが、まだテキストができていないうちから「台詞覚えず台本持ちながらやってもいいですよ」と言われたのを覚えてます。
そのときはテキストも見ていないのに「楽勝じゃーん」とおもいましたが……

ちなみにぺいさんこと長野さんはマガユラで演劇バトルでした。がんばれ〜

このたび、いのまちにSNS広報用の出演者紹介を書いてもらいました。
出演者紹介、旗揚げからこれまで、あえてしてこなかったことです。
が、今回はできるなとおもって。していいなとおもって。したいなとおもって。

近々載せるので、読んでみてください。

[左から野間、長野、尾松、宮田/photo by 相原美紀]

 

來來尸來・しき(制作)