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窓ガラスの向こう側

先日、テレビで”平成レトロ”なるワードが出てきて大横転しました。ギリ平成1桁生まれの尾松です。

今年は昭和100年ということで、色々なところで”昭和”が取り上げられていますね。衣食住に政治に芸能……その中には、現代では有り得ないような物や出来事もあったりします。

100年後がこんな風になってるって、当時の人達は考えられたんでしょうか?これは同じ地続きの世界だなんて、簡単には信じてもらえなさそうです。

小さな端末ひとつで何でもできる──たとえば、実際にそこに居なくても顔を見て話せたり、バーチャルで色んな世界を歩けたり。

この100年の間に、そんな感じになりました。

じゃあ、今から100年後ってどうなってるんでしょうかね?もはや地球に人が居るかすら分かりませんけど。

最新のSF作品の世界がただの日常になっているかもしれないし、案外何も変わってないかもしれないし、逆に原点回帰してる可能性だってなくはないわけで。

まあでも、そこに人が居るなら……変わらないものもあるんじゃないかなって思います。

今やリアルとバーチャルの境なんて、窓ガラス1枚分くらいのものかもしれません。けれど、ガラス越しで感じるのって、そこに在る、そこに居る……突き詰めればそんなことぐらい。それも、なんだか不確かです。

「昔は良かった」などとよく言われたりしますが、ある意味分かる気がします。技術がどんなに進歩して、世界が変わっていったとしても……匂いや味、感触、息遣い、温度に湿度──良くも悪くも確かさを感じられるものは、やっぱり、その窓ガラスの外にしかないから。

そして確かさを感じたいと思うのも、実感できるのも、やっぱり人だということです。

……なんだかおセンチになってきましたので、ここいらでドロンしますね。ザギンでシースーはしませんけど。

というわけで、ぜひ、この作品に生きる人達と同じ場所に来ていただければなと思います。みんな、確かにそこに居ますので。

こちら(https://lailai.main.jp/004/)からご予約いただければ、お席も確かにご用意させていただきます。

11月の始め……もうすぐですね。ご来場お待ちしております◎

尾松美早都