來來尸來 003便「ブレイス」千秋楽から2週間経ち、新型コロナウィルスの感染者報告等もなく、ようやく無事終演と言えます。
皆さまのご協力のおかげです。本当にありがとうございました。
今公演は個人的には肉体的負担がほとんどなかったというか、本当に座組にうまく企画を動かしてもらったなあといった印象です。
元々は出町柳の某スパニッシュバルで「ちょっとしき制作疲れたわ。次の公演は部署シャッフルしよう」「じゃあ脚本と演出はいのまちで」って言いながらの企画です。(たしかその後、いのまちが財布を落としました。)
プロデューサーという肩書きを破棄する気満々のスタートでした。
ほっとけばほっとくほど、それぞれが勝手に「らいしずむ」(この言葉も座組から発せられました)みたいなものを掴み取ったり壊したり。
音響の坂井さんは、小屋入りしてからありえん量の菓子とパンを食ってたり、「カップルがよくやってる鏡越しの写真撮ろう」と言いつつインスタ映えではなくツイッター映えにしかならない写真を撮っていたり。
來來の現場とは思えない楽しさが至るところにありました。(演劇とは関係ないことを楽しめる余裕がありました。)
これは毎回思うのですが、座組や会場やお客さんのあたたかさにすくわれた公演でした。
企画においても作品においても公演においても、拾いきれなかったものが把握しているだけでもいくつかあったし、気付かないうちに落としたものもたくさんあるんだろうけど、これまで纏って取り外せなかったものがあって、そのおかげで時には乱れながらも舟を漕ぎ続けることができたとおもいます。
小屋入りちょっと前に俳優の蓮さんに「みんなプロデューサープロデューサー言ってるけど、來來尸來のプロデューサーって誰ですか」と言われたのも、自分は稽古場内ではあくまでも役者として在ることがゆるされていたからで。
当公演に携わってくださった皆さま、素晴らしい時間を本当にありがとうございました。
來來尸來は現在、3企画(?)を同時進行で進めております。
004便はまだ先ですが、これからも皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
