昨日は喫茶フィガロ 冬の文化祭2020 の参加企画である來來尸來 詩劇「バース」(上演は中止し映像作品の製作に切り替え)のクリエイションの一部を「verseのbirth」の称して配信させていただきました。
生配信やアーカイブを除いてくださった方にはもちろんのことですが、喫茶フィガロのマスターやふゆぶん関係者には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。
來來尸來がふだんやっているのは、「段取り芝居」です。(アクションもダンスもないし転換は地味なので段取りが多いわけではないですけど。)
「ノッテノッテノッテ! この台詞でいっきに感情爆発していくよー」みたいな役者のテンションでシーンをつくらせることはほとんどなく、物理的距離と演出ルールの制限は明確にした上で短い会話場面を積み重ねていく。そういう意味の「段取り」です。
こういう作り方をしていくと、同じ演目で何ステージかあるときに、いわゆる「初日燃え」とか「楽日テンション」とかはほぼ存在しなくなる(稽古場でのものとほぼ同じものが表出される)のですが、「ナマモノ」としてそれが求められているかは団体としてもわかりません。
ただ、來來尸來が板に上げたいのはその場限りのテンションではないのは事実です。
今回の配信は本公演とはまったくの別物で、企画の発端から完成までこれまでのやり方を完全に無視しているのですが、そういうところも含めて楽しんでいただけたでしょうか(笑)
(ちなみに録音は22時48分まで掛かってしまい、全編通して配信上に映っていない音源を使用予定です。配信で満足された方もどうか映像作品をご覧ください。)
昨日配信したクリエイション風景は、映像作品としての詩劇「バース」の製作過程でもありますが、004便「バース」の製作過程でもあります。
そういった意味では年明けにリリースする映像は004便の途中経過ということですね。
到着地はまだまだわかりませんが、目的地だけは忘れないように製作を続けていきたいと思います。

ちなみに本日は來來尸來の稽古納めでした。
來來尸來 003便「バース」のです。
昨夜のアレもあって帰宅は1時ぐらいになり、死んだ顔で最終稽古に臨んだしきといのまちでしたが、横山蓮さんが「香水」を歌ってくれたので癒されました。
一人で板の上に立たなくていいことにありがたさを感じます。
しき(來來尸來)