ご挨拶以来ですね。出町平次です。
いま、なぜかめちゃくちゃに体を動かしています。
全く関係ない別現場で。
腕をぶん回して、全身から水が出てます。
河です。
この前、近所の河に行きました。
まっすぐ、まっすぐ河にそって向かうとどこまで行くのか、市内まで行ったら、帰るのどこまで時間かかるかな。
と、考えた時にこれは旅じゃなく、極小の旅行になりました。
つく前に、昔、小学校の時のいじめっ子が20の時に半裸で飛び込んだんだっけという事を思い出した。
「うわぁ、きったねぇ~!」
と、当時から苦手だった女の子の声が聞こえた。
確か成人式の時に誰かに動画を見せてもらったんだっけ。
もう4年前か。
思ったより河は濁ってなかった。
むしろ、魚と蟹が牽制し合うのが見えるくらいの透明度があった。
五メートル離れれば、水量で底は見えなくなるが、それがますます川じゃなくて、河なんだなと思った。
でも、黄河みたいな河ではないな。
どっちかといえばガンジスだ。
汚くて死体とか流れてるやつ。
灌木が覆うように生えてるみたいな。
衛生的に汚いけど、心情的には入れる。
河岸には枯れかけたような木や、付近の住民が仕掛けたようなカゴ(ネズミ捕りとかでたまにアメリカのアニメとかで見るやつ。)が設置されていたりした。
あと、ムール貝みたいな貝殻がたくさん。
ミシシッピか?
そのままどんどん南(あってるかわからないけど、心情的に、下が南。)に行くと猫とか、バス釣りをしているおじさんとかいろいろ。
やっぱり日本だなと思っていると写真みたいなものにたどり着いた。
ドイツ。ドイツっぽい。
この整然感はドイツ。一点透視図法の教科書に出てくる奴だ。
ドイツ。
さすがドイツ。
かえってカレーを作りながら、すごく、日本的だなと思った。
この日常感。
インドの食べ物なのに。
いや、インドの食べ物も既に日本に帰化している。
カレーをかき混ぜる。
日常に帰化している。
どんなにくっきりした異国もひとたび日常に放り込まれれば、ただの日本と化してしまう。
カレーをすくう。
全部、どろどろの不可分になってしまう。
味見。
うん。
辛い。
おいしい。
今日はカレーです。
水を出して、カレーを食べて、水を飲む。
今日も旅行をしました。
いつか旅がしたいです。
カレーを食べます。
それでは、また。
出町平次
