來來尸來 website

船頭多くして舟は山へヒュイゴー

「來來尸來」読み:らいしーで辞書登録したらQOLが上がりました。いのまちです!



「指針」「委ねる」「定刻開演」らいしー内において多用されていて、きっと今後も大切に使われていく言葉です。


ただこれらは、クリエイションの裏側を流れ潤しているあいだはいいけれど、発言に出てきたときには既にぴりっとした場になっていることが多いです。「まず指針を決めて」とか「せっかく委ねてるのに」とか「定刻開演を目指すために普段から時間は守ってよ」とか。


今回は共創企画なので、脚本を書き上げたことで演出へ創作のパートは移りました。だから睡眠時間はどんなふうに立ち上げていくのだろうとわくわくしていたのですが、最近では3つの言葉が全員をくるしめていないかと稽古のたびに感じてしまいます。らいしーの方針が悪いのではなく、睡眠時間に同じ方針で進めてもらうことは是であったのかと。

シーン練をしょっちゅう中断しては、役者さんたちが「決定事項は?」「より良い演出とは?」と時には心を痛めながら意見を述べ合っています。
ある意味幸せな時間ではありますが、その負担とエネルギーを純粋にお芝居に注げたら、とも皆さん考えています。
(個人的には、俳優の態度や内面さえ掌握しようとする演出家のいる稽古よりもよほど健康だと思ってはいます)

正直な話をすると、約1年前、締切を延ばし延ばして挙句ほかの現場(まあそれが睡眠時間なんですけど)で筆を進めようとしていた平次さんに「これ以上このやり取りが続くようなら作家とは呼べません」とぷちキレた私は、「いい加減にちゃんとしようね」と発せる人が座組に揃っていることにむしろ感動しています。ドSですね。

だからこそ小屋入りまで同じ状況でいるわけにはいかないのです。睡眠時間は実績ある団体です。共創の片棒を担いでもらえるだけで有難いことなのです。
3つの言葉は來來尸來で背負って、睡眠時間にはよりドラスティックなことをしてほしいなと願うばかりです。

いのまちには珍しくしゅーんとした文章を書いてしまいました…まあリアルな裏側ってことで…!!あと1ヶ月半で、景色は大きく変わるでしょう。
お間違いなきよう念を押しますと、共創企画「変身」はコメディです。シーン練も小ネタを織り混ぜたり素が出てきたりめちゃめちゃ楽しくやってます。何者でもない憂いを笑いましょう🚪🍎

 

いのまちあーみ