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主宰者のやることを知らない


出町平次です。

ずっと、主宰者の仕事は決定だと思っていました。
それが今回の共創企画で何だか違うんじゃないかなぁと考えるようになりました。

一劇団の主宰者はよく劇作家、演出家を兼ねることも多く、様々な決定をすることになります。

じゃあ共創企画においての代表の仕事とはなんでしょうか。

意思決定?
もちろんそれもあります。2つの団体の合議の上で決める決定として。

または企画の可否について?
現状を考えると、それは常に考えなければいけませんが、それは劇団全体としての仕事な気がします。

じゃあ、主宰者の仕事とはなんなんだろうか。
合議で決められるならば主宰者というのは、ただの名前だけで良い。 

主宰者の仕事は責任を負うこと。
よく聞く話ですが、間違いないと思います。

作品としてお客様に届ける責任、また、自分がいいと思ったことを伝える責任、その作品を作ってくれる座組へ真摯に在るという責任等々。

負わなかった責任の分、手のひらからは確実に面白さや誠意とかいう物がこぼれ落ちていきます。
それは大きな砂時計の砂です。

劇団が無くなるまでの砂時計です。

お客様が居なくなる、劇団員がいなくなる、劇場がなくなる、周りのスタッフがいなくなる、そういったものの砂時計です。

仕方ないこともありますが、拾える物は拾っていきたい。

明日からも決定していきます。
責任を負っていきます。

こんなものをみんなで背負ったよと会場で見せたい思います。
予約も6割ほど埋まってきました。
ご予約はお早めに!

出町平次