睡眠時間×來來尸來「変身」
蒼樹 知之です。
今回公演で舞台監督をさせて頂くことになりました。
睡眠時間も來來尸來も
ずっと活動を追いかけていた団体ですので
今回このような形でクリエイションに参加出来たことを
とても光栄に思っている次第なんですけれども。
本当に嬉しい限りです。
そのうえ、
用いられる題材が『変身』ときました。
僕が好きで好きでたまらない1作です。
原作者カフカの文字を
來來尸來の脚本家出町平次がリライト。
新しい『変身』です。
これを睡眠時間の小原藍が演出。
原作に含まれたテクスチャを殺しつつ生かしつつ、
新たなテクスチャが混ぜ込まれていく過程、
試行錯誤が行われています。
『変身』がどのように形を変えるのか。
座組の参加者であるとともに、
誰よりも間近で見定めたいと思います。
そしてそのクリエイション進行に不要なノイズが出さないように
自分の力を預けることが出来れば嬉しいのですが
どうなることやら、と言ったところです。
『変身』ですね。
原作の内容はもう有名すぎて
知らない人のほうが少ないかもしれません。
でも結局、
あの話の面白いところって
『変身』というワードに多様なテクスチャを含められるところであると
自分は認識しています。
変われども変われども
なおも生きる身体の狂創劇。
Twitterにはこの文言が。
その解釈はいくらでも可能です。
楽しみながら、この団体の『変身』に関わっていけたらと思います。
◆◆◆
そしてこの上で、
『変身』に関しては、
あおきはあおきなりの楽しみ方がありまして。
この作品、これまでも多くの団体によって
解釈・上演された『変身』を観てきました。
それでも『変身』には変われない確固たる『変身』があったりして。
それに想いを馳せるのもまた、面白いのです。
P.S.
舞監補佐が付いてます。
この子は、かなりできる子で
あおきとの関係は
友達であり、恋人であり、家族であり、兄弟であり、よき創作仲間であり
相談相手なのです。
制作が捗るもあれば、邪魔をする時もあり。
本当によく出来た補佐です。
蒼樹 知之(舞台監督)
