來來尸來 website

徒然無か

初めまして、タヌです。普段は第三劇場という団体で活動しておりますが、今回、舞台監督としてこちらでお世話になってます。
僕はブログが苦手で物凄い締め切りをオーバーしてこの文章を書いてます。ごめんなさい、しきさん。

らいらいしーらいの稽古場では、親戚の法事に来たような妙な安心感を覚えます。伝わってますかね?あの、落ち着かないっちゃ落ち着かない(そりゃまあ事が事なので当たり前ですが)、けど周りがある程度知ってる人で、かつ非日常的イベント経験から来る妙な落ち着きです。僕は好きです。
つまり、稽古場は大体ザワザワしてます。演出を筆頭にあぁでもないこうでもない、これはどうだろうか、よしやってみよう、、、みたいな。時折笑いが起きるような。耳障りではないです、心地よい、作品が立ち上がっていく音だと思います。

スパイアは多角的な見方が可能な芝居だと思いますが、一貫して「変わりゆくもの、変わらないもの(とその周りの人間)」みたいなものを感じます。僕は基本的には変化に対して肯定的です、若いからですかね。いつまでも固定された世界なんてつまらないし、変わり始めたら遅かれ早かれ変わるから身を任せれば良いでしょう的なやつです。自らの命や生活に関わるとなると話は変わりますが、って皆そうですよね、僕はまだ地位やら何やらの背負うものが無いから変化を受け入れやすいのか。と書いてて気づきました。文字に起こすことでの発見です、嬉しい。
といった感じで一つの現象も個々人の立場によって大きく見方や意見が変わってきます。そういう意味では、僕にとってスパイアはまだ深く味を感じるものでは無いです。理解できますが、我が身に起きるかもしれないよなぁという想像の範疇を出ません。
しかし、ここにスパイアの持つ多層構造の魅力が詰まっているのです。
らいらいしーらいが五年、十年後も観たいと思える団体作りを、と言っているのを001便 「ログ」のとき知りました。僕は今まさに今作スパイアを十年後にも触れてみたいと思っています。それ位広く一般的に刺さる内容が戯曲に落とし込まれてます。

これは個人的なニュースですが先日、冷蔵庫の中で無残にも廃棄せざるを得なくなった夏野菜達を処分しました。願わくは、食材の鮮度は変化してほしくないものです。

画像は僕の相棒のサボテン柄猿です。

タヌ(第三劇場)