睡眠時間×來來尸來 「変身」ではグレゴールになぜ起きられないのかを訊いたり扉を開けさせたりしようとする家族や家族でない人の姿があります。
部屋から出られないグレゴールをみていると、高3の夏休み明けあたりから大学に入学するまでずっと引きこもっていたことをおもいだします。
よくわからないから「母」は「お医者さんをよんで」と縋り付くのですが、わたしも高校生のときに母親に「病院に行こう」と言われました。
「どうしたの」
親にも教員にも何度も聞かれたのですが、明確な「どうした」はなかったのかなといまではおもいます。
嫌なことはたくさんあったのですが、それが不登校とか引きこもりに直結するかといえばそうでもなく、単純にタイミングでした。
まとまった金がなかったので、通学定期は割高な1ヶ月のものを使っていました。
ちょうど定期満了日。たしかクラスマッチがありました。なんの競技に参加したかとかはまったくおぼえていないのですが、クラスメートに目を合わせてもらえなかったことはおぼえています。
神聖かまってちゃんの「友達なんていらない死ね」を聴いていたこともおぼえています(笑)
翌日。更新しなければ電車に乗れないという日に、駅までは行ったけど高校に行くのをやめました。
「通学定期が無駄にならないために」高校に行っていたわたしです。
公演の話に戻ります。
來來尸來 001便「ログ」を打ったときに、観に来ていた知り合いから「その日はらいしーの公演があったから外に出られた」と言ってもらいました。
睡眠時間×來來尸來 共創企画「変身」では本番の約4か月前から予約を開始しているわけですが、早く予約している方には「公演楽しみだなあ」っていう純粋な気持ちを与えられるようなプロデューサーでありたいと常におもいながら進めています。
予約は約束だけど「行かなければいけない」ではなく、あくまでも楽しみだとおもえるような日々を与えられたら。
ツイッターに猫画像をしょっちゅう載せているのもそれです。
猫は世界をすくいますからね。
わたしは犬派なのであまり共感はできないんですけど。
犬派のひとはわたしの個人的なアカウントをフォローしてください(笑)
さて、來來尸來は共創企画といえども、あくまでも「観劇を旅に組み込む」(旅を作品に組み込むでも旅を観劇に組み込むでもないのです)と「芸術のあるまちづくり」という団体コンセプトを大事にしながら舟を漕いでいます。
実際にはバリアフリー非対応だったり1日限りの上演だったりということで、観たくても観に行けないという声があります。
このあたりは団体としての課題です…いやもうほんとに。
もう何度も言うのですが今回も、あなたに両手をひろげてお待ちしています。
扉、あけられたらあけてくださいね。
しきでした。

最近、ものをよくなくす來來尸來。
8月30日
睡眠時間×來來尸來 共創企画「変身」
ライト商會
公演情報・予約│https://lailai.main.jp/suiminshilai