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リモート稽古を終えて

昨日、睡眠時間×來來尸來 共創企画「変身」のリモート稽古が終了しました。(リモート期間としてはもう少し続きます。)

こんなご時世ですから、いまつくられている演劇のほとんどは公演ではなく配信というかたちになりました。
自分はZoomは使っていないし、そもそも映像で観る演劇にアレルギーがあるので、それらの視聴者には安易になれません。
つまりそのあたりの作品の評価はまったくできないのでそれはおいときます。

やっぱり「演劇とは何か」ということを毎日考えたくもないのに考えるしかありませんでした。
座組でも考えていました。
「これが演劇だ」と言ってしまえば演劇になれるんだとおもうけど、少なくとも自分がやりたい演劇は観客が会場に来る「公演」という形式をとってはじめて成り立ちます。

自分は公演でしか本気になれない。
そのうち「考えが古い」って言われるのかなあ。

(ちなみに今作は「普遍性」というものがちいさな鍵になっている気がします。わたし、やっぱり変わらないものがすきかも。変わる話なんですけど。(笑))

配信でも公演でもいいから、わたしはすきだとおもえるものに出会いたい。

クリエイションはリモートとはいえ、自粛要請が出ても給与や拘束時間が変わることなく仕事(福祉職)を続けていました。
他人に金を借りるとかをせずに過ごせただけでも感謝です。

肉体労働ですから腰がやばいことになってしまい、休業要請が明けてから久々にもみほぐしに行ってきました。(そのお店自体の休業期間はありませんでした。)

案の定「ゴリゴリだねえ」「全部こってるよ時間足りない」と言われ、いつもは充分な65分コースが足りませんでした。(いやしかし彼の腕はめちゃめちゃよかったです。)

それでも、いまになって「あ、やっぱ違うわ」を体感できたので、定期的なもみほぐしは働き続けるためには必要だなあと改めておもいました。

月曜日から痛みなく働けそうです。感謝。

政府の要請には極力従うべきだけど、「不要」「不急」かどうかとかは他人に線引きされるものではないなともおもいます。
というか「不要不急」って言葉が悪い。
この国には共通言語がないな。ほんとうに。

何度でも言いますが、今回の会場は、來來尸來の旗揚げ公演でもお世話になったライト商會2階ギャラリーです。
団体としても大切な場所です。

演劇は「必要」だし「いましかできない」ことを忘れたくない。
なくさないために何度でも帰ってこれたらいい。
ただなくなったものは生き返らないし、
演劇で生きることはできても演劇で生き返ることはできません。

さて、立ち稽古を再開させます。

しき(睡眠時間×來來尸來 共創企画「変身」プロデューサー)