「15分なら5ページですかね」
「信用ならない」
「8ページでしょう」
「思ったよりリアルな数字だ」
10月半ばの会話だ。
それを1ヶ月後の今書いている。
理由:脚本家としての仕事が終わったので、先ずは回顧録的に振り返ろうと思ったから。
そう、脚本は出来た。
構想自体は色々したが、脚本という形をとるのには丸1日費やすだけで済んだ。
いや、これを脚本という形といっていいのか。
8ページ。
間違いなく8ページ書いた。
でも。
誰が8ページの脚本に8篇の作品がおさまると思うだろう。
writer’s highともいうべき状態で僕は書いた。
1篇書く間に、次の話を思う。
波に乗っている。
恐ろしい。
いい感じだ。
などと思いながら、らいしーの会議に持って行った。
いのまちさんが凄い顔してた。
しきさんは「読めないんだけど」と言っていた。
うん。
あの。
8ページ。
間違いなく8ページ書いた。
面白いと思う。
えっと。
「でも、あー。」
と、しきさん。(わかる、わかるよ。)
「うん、うーん。」
といのまちさん。(そうですね、わかります。)
「どうやって上演しようか迷ってますこれ」
と出町くん。(出町くん?)
(さながら翻訳作業のようだ。)
(訳すとか、別の言語を作るところからスタートですが。)
(あっ、カラスミおいしい。)
会議は屋台村で行われていた。
目の前には、燗酒やらカラスミやら、それと二人の飲み物。
あと、印刷された脚本。
カラスミを食べ始めて、燗酒を飲んだ。
うん。
あの。
こういうアイデアどうでしょう。
朗読劇だし、動きまくったらやばいでしょう。
普通の演劇とどうちがうの。
音にしても、これ楽しめる?
あ、焼き牡蠣おいしい。
焼き牡蠣が来た。
うーん。
ひらがなもあるんだけど。
あとこれなに?
あ、これリポグラム。
なに?
特定の文字使わないって奴
これ別言語でやるの?
うーん。
さきいか天だって。
あーこれはおいしい。
うん。天才。
結局、こういう訳し方はルビをつける事だよね。
云々。
結果的に一週間後また、それぞれ文法を持ち寄り、さらに一週間後、明日。
合宿です。
どうなるでしょう。
割と楽しみです。
おでんとデザインが待ってる。
終わったら日本酒を飲みます。
切り取ることと、名前をつけることはとても似てるなぁなんて感じながら。
おいしいオムライスも食べました。
(出町平次)
